SOSの手紙
食料支援を始めて10年目になります。
子どもから高齢者まで対象にしています。物価高騰で食料支援の要請が増えています。
今朝平成29年から時々食料支援している方から手紙が届きました。
地元の自治体はあまり機能しておらず、何度も行政窓口に対応をお願いしたこともありますが、途切れているようです。当時は55歳、現在64歳になっています。困窮する事情は個々に違いますが、食べるものが底をつく、所持金がない、住むところがなくなるという「衣食住」が破綻しかけています。
一度陥るとなかなか困窮生活から抜け出すことが出来ない社会です。
食品ロス削減運動や、物価高騰で支援のための食品が集まりにくくなっていますが、SOSは増えています。余剰食品を有効活用するというフードバンク活動も支援する側も支援される側も岐路に立たされています。
活動継続のための努力が団体の力量にかかっています。食べられない人の事を考えられる社会のゆとりが消えていく・・・微力ながら出来る事をできるだけ続けていけるようもう少し、あと少しと思いながら10年目を迎えました。
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